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一蓮托笑の写真展

どんな状況でも、 結局は自分が選んでいる

 夫の借金と嘘に振り回された16年間の結婚生活。何が起こるかわからない不安に怯えながら、表向きには穏やかさを装っていた。義母には「家のために我慢して」と言われ、反対された結婚ゆえ実家にも頼れず、孤独の中で耐え続けた。

 この頃の私は自己肯定感が低く「この家に必要とされている」と思い込むことで、かろうじて自分の存在を保っていたのだと思う。けれどある日、夫の借金取りから「あなた奥さんでしょ」と言われた瞬間、「あなたも同類だ」と突きつけられた気がして、何かが切れた。

 「同類なんて絶対嫌! 私は私のままで生きたい」。その瞬間から、人生を諦めかけていた自分を取り戻した。

 どんな状況でも、結局は自分が選んでいる。44歳で離婚して20年。今、自分で舵を取り、心から笑える人生を歩いている。

遠藤 律

Ritsu Endo

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