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一蓮托笑の写真展

挫折から気づいた、 セルフケアの大切さ

 私はずっと「相手の期待に応えることこそ価値」と信じ、走り続けてきた。けれど、新たな役割では結果が出ず、努力しても報われない日々が続き、心も体も限界に。「期待に応えられない私は何の力もない」と、自分への信頼まで失った。

 そんな暗闇の中で出会ったのが、“まずは自分を大切にする”というセルフケアの考え方。私は好きなことや得意なことに少しずつエネルギーを注ぐうち、傷ついた心がゆっくりと癒え、自分の軸が戻ってきた。

 「私ができることにも価値がある」。そう気づいたとき、他者の期待に縛られる生き方から、自分を尊重しながら人と向き合う生き方へと変わっていった。

 今では、かつて承認を求めて走り続けていた頃には見えなかった人とのつながりの温かさを感じつつ、穏やかに前へ進めている。

小谷 裕子

Yuko Kotani

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