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これからは、共に喜び合える関係でありたい
家庭内暴力の中で育った私は、周囲の感情を敏感に察し、家族の危機を回避しようとしてきた。けれど努力が報われることは少なく、防ぎきれない現実の中で無力感を抱えて育った。心理士の資格をとったのも、カウンセリングスキルを磨き無力感を埋めようとしていたのだと思う。
40歳を目前に第二子を死産。役割や力ではどうにもならない喪失を前にしたとき…私に力を与えてくれたのは、太極拳やダンスで身体感覚に根差した心理療法の世界を探求することだった。踊るときだけは、 ありのままの私でいられる。私にとっての回復とは、素直な自分の喜びを人の前に出せるようになること。
これまでずっと「人の役に立ちたい」とスキルを磨き続けてきたけれど、これからは共に喜び合える関係でありたい。それが、今の私の願い。
藤森 寿於美
Suomi Fujimori
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