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一蓮托笑の写真展

絶対に夢を叶えてから死ぬぞ!

 数年前、夫の失踪とともに2000万円の借金を背負い、一気にどん底へ突き落とされた。必死に働いても借金は減らず、家さえ失いかけた。それでも踏ん張れたのは我が子の支えと、まだ死ねない理由が自分の中にあったから。

 70代の私には『伊豆こどもミュージアム』を作るという大きな夢がある。幼い頃、祖父の激しい怒鳴り声にショックを受け声を失った私が、自然の中で癒され、再び声を取り戻した経験…その原体験こそが、40年間ストーリーテラーとして子どもたちに物語を語り続けてきた原点だ。そのうち25年間は自宅を図書室や遊び場として開放、昔話や民話を子どもたちに語り、彼らの最高の笑顔と共に生きてきた。

 私が今も元気でいられるのは、夢があるから。「絶対に夢を叶えてから死ぬぞ!」、と心に決めている。

田所 雅子

Masako Tadokoro

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