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一蓮托笑の写真展

何度も途切れたキャリアが、一本の軸へ

 夫の異動により、積み上げたキャリアが何度も途切れた。そのたびに気持ちを切り替え、新しい挑戦へ踏み出してきたけれど、ある日友人に「会うたびに違うことをしているね」と言われ、ショック…。「教育一筋を歩む彼女と比べ、私は落ち着きなく漂っているように映るのか…」。それは、もがき続けていた自分への劣等感だった。

 それでも、キャリアが途切れるたびに「横道や停滞も全部糧にする」と信じて歩んできた。

 アメリカで学んだ美術鑑定学、異国での子育て、英語教室やコーチングと、それぞれの点在する経験は、今、しなやかな一本の軸へと昇華されている。それはまるでフォークのようだ。

 焦らず、諦めず、必要なら切り替えて進む。その柔軟さこそが私の力。キャリアの寸断や遠回りも、必ず未来の糧になるのだ。

田中 智子

Tomoko Tanaka

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