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患者さんの
笑顔に癒され、
自分を取り戻す
ことができた
小学生のころから「私は何者か?」と自分のアイデンティティを問い続けた。両親は韓国人、アメリカで過した7歳までの5年間は、国籍を気にせず天真爛漫に過ごせたのに、日本では「お前は日本人じゃない」、韓国では「言葉が話せないから韓国人じゃない」と言われた。
私は医師になった。現場で患者さんを通して「病気は心と体、魂の三つ巴。人は、根底の部分に触れ『本音に還る瞬間』が現れると笑顔になる」と気づくとともに、患者さんの笑顔に照らされ、癒されていった。
「私は、わたし」。医師の仕事を通して誇りとアイデンティティを取り戻すことができたいま、私は心から笑えるようになった。
西村 靖子
Yasuko Nishimura
西村医院・医師
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