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坂本 澄子

50歳から、

自分を

生きはじめた

 外資系企業で営業から管理職、男性に負けないようにと強がって生きていた。当時は、人に優しくない自分に自己嫌悪…鎧をまとった自分が好きではなかった。35歳のとき、シングルマザーで育てていた娘と絵画教室に通いはじめると、そのときだけは無心になれ、「こんな自分でも生きてて大丈夫なのかな」と安らげた。

あるとき長期休暇で訪れたバリ島で、絵を仕事にしている人たちを知り、「こんな生き方をしたい!」と、50歳で退職。その後画商を経て画家デビュー、パリでも活動し10年が経った。

私は、自分を生きはじめた。これからも、自分も喜び、人の心の拠り所にもなれる絵を描きたい。世界に羽ばたく夢も秘め、挑戦を続けている。

坂本 澄子

Sumiko Sakamoto

画家

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