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理想の姿から、
自分を解放した
3年前「もう、がんばらなくていいよ」と自分に許可し離婚、体育教師を退職した。それまで私は「自分の人生に離婚はありえない、夫婦ずっと一緒にいるのが理想の姿」と信じてきた。『結婚したら女性はこうあるべき』という概念と理想。
そのはざまで苦しみながら、仕事と家庭を両立すべく懸命に努力したが、ぎりぎりだったバランスは義母が他界したころ一気に崩れ、夫との関係も悪化。50歳で離婚した当時、夜は一人でよく泣いた。その後一念発起し、夢だった仕事に挑戦。念願の空港で働きはじめることができた。
いまは、自分のエネルギーを自分のために自由に使える解放感を味わいながら、新たな夢への挑戦を思い描いている。
財津 千波
Chinami Zaitsu
夢を叶え続ける昭和女子
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