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クレシーニ アン

日本の親友と

文化に、

救われた

 25年間摂食障害に苦しんだ。きっかけは10代、20キロの減量に成功し友達が増えたこと。「また太ったら、友達がいなくなるかも…」。そこから食べ物は、私の『敵』になった。

20代で日本に渡り、大学で准教授になった。「こんなにがんばったのに、食べられない私はダメ人間」。40代前半はどん底、そのうち死ぬのかとあきらめかけていたころ、日本人の親友ができた。食事前の「いただきます」の意味を知ったときは、目から鱗。

そこから視点が変わりはじめ、食べ物と『仲直り』できていった。私は日本の親友や文化に救われ、元気を取り戻した。昨年悲願の日本国籍も取得。日本人になった50歳の私、これからは日本に恩返しをしたい。

クレシーニ アン

Anne Crescini

北九州市立大学准教授・むなかた応援大使

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